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現役アプリ開発者によるIT系特化ブログ

【Sourcetree】リモートリポジトリを構築しCloneしてみる

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はじめに

小規模(少人数で)のプロジェクトの際にリモートリポジトリが用意されていない(もしくは用意する予定だが初期段階ではない)ことがあるかと思います。
でも、日々の成果の履歴を何とか残していきたくありませんか?
その場合は自分のローカルPC上に仮のリモートリポジトリを用意しちゃいましょう^^

※Sourcetreeを内蔵Gitでインストールした場合を想定して記事を記載しています。
Sourcetreeのバージョンは3.4.4になります。
7/5時点の最新3.4.5ではない点に注意!
3.4.5は不具合でCloneできないので、3.4.4での確認となります。

madai21.hatenablog.com

手順

1. リモートリポジトリを構築したいフォルダを作成しておきます。
※リモートリポジトリを構築したいフォルダを"C:\RemoteRepo"に作成した場合を仮定として以降説明していきます。

2. コマンドプロンプトを開きます。

※[Windows]+[R]キーを押し、以下のように[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開いて名前のところにcmdと入力しOKボタンを押すとコマンドプロンプトを開きます。

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3. コマンドプロンプト上で以下のコマンドを入力し、1.で作成したリモートリポジトリにカレントディレクトリを移動します。

cd C:\RemoteRepo

4. コマンドプロンプト上で以下のコマンドを入力し、リモートリポジトリを作成します。

%LOCALAPPDATA%\Atlassian\SourceTree\git_local\bin\git.exe init --bare --shared

5. Sourcetreeを起動し、Cloneを選択しCloneを行います。

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6. Clone画面で元のパス/URLの個所にリモートリポジトリ(C:\RemoteRepo)を入力します。

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入力後「これはGitリポジトリです」と表示されたら正しくリモートリポジトリがGitリポジトリとして認識されています。

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7. ローカルリポジトリ(リモートリポジトリの作業ディレクトリとなります)を入力し、クローンを押します。

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8. このような画面が表示されればCloneに成功しています。

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おわりに

これで作成したリモートリポジトリをローカルリポジトリにCloneすることができましたので、Sourcetree上でローカルリポジトリの内容をCommitし、リモートリポジトリにPushすることが可能となりました。
しかしこの状態ではブランチがローカルリポジトリにもリモートリポジトリにもSourcetree上で表示されていません。
次回はmasterブランチをローカルリポジトリとリモートリポジトリ両方でSouretree上で表示させるようにしてみたいと思います。