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現役アプリ開発者によるIT系特化ブログ

VSCode+Python3.10+OpenCV4でファイルから画像を表示する

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はじめに

前回はWindows10 64bitの環境にPython3.10とOpenCV4をインストールし、静止画像をファイルから読み込んでOpenCVのウィンドウで表示させることをしてみました。
madai21.hatenablog.com

ですが、このままだとデバッグしづらいので今回はVisual Studio Codeをインストールしてデバッガを入れPythonコードをStep実行できるようにしてみたいと思います。

Visual Studio Codeの導入

前提としてPython3.10とOpenCV4をインストール済みの状態でVisual Studio Codeを導入していきたいと思います。

VisualStudioCodeのインストール

この場所からインストーラーをまずはダウンロードしましょう。
※記事執筆の時点(2021/10/11)でのVisual Studio Codeのバージョンは1.61.0です。
そのバージョンでの内容となります。
code.visualstudio.com

Download for Windowsをクリックするとインストーラーのダウンロードを開始します。
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VSCodeUserSetup-x64-1.61.0.exeがダウンロードできると思いますので、それを実行していきます。
起動後の画面で同意するにチェックして次へを押します。
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インストール場所に変更なければ次へを押します。
f:id:madai21:20211011214100p:plain


次へを押しましょう。
f:id:madai21:20211011214128p:plain


これもそのまま次へを押します。
f:id:madai21:20211011214151p:plain


インストールを押すとインストール開始します。
f:id:madai21:20211011214453p:plain


完了ボタンを押しましょう。
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Visual Studio Codeの設定

Visual Studio Codeが起動すると、まずはこのような画面が表示されていると思います。
赤枠の個所をクリックしましょう。
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①の検索窓にpythonと入力すると②が表示されます。
②を選択すると③が表示されますので、これを確認してみましょう。
Step1はPythonがすでにインストール済みなのでスキップします。
Step2をしましょう。
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Step2にはVisual Studio Code用のPython Extensionをインストールすると記載されています。
Python Extension Packがそれに該当します。
選択し、installボタンを押しましょう。
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インストール完了後にこのような画面に切り替わります。
Select a Python Interepreterを選択します。
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すると更にこのような画面に変わるので、Select Python Interepreterを選択します。
その後、上に候補となるPythonのバージョンが表示されるので選択しましょう。
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Mark Doneを押します。
これで準備完了です。
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Visual Studio CodePythonを実行

メニューからFile - Open FileでPythonファイルを選びましょう。
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選択するファイルはこの記事で作成したShowImage.pyにします。
madai21.hatenablog.com


ファイルを開くとこのように表示されていると思います。
左下にPythonのバージョンが表示されていますね。
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F5で実行してみましょう。
このウィンドウが表示されるはずです。
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次は4行目にbreak pointを設定してF5を押してみましょう。
※行の左横にマウスでクリックすると簡単にbreak pointを設定できます。


4行目で一時停止してくれましたね^^
これでステップ実行しながらコードの確認をすることができそうです。
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おわりに

前回と今回で非常に簡単にPythonの環境をWindows上に構築することができました。
VSCode(Visual Studio Code)はPythonだけじゃなく、C/JAVA/Rubyなどなど様々な開発を行うことができます。
素晴らしいエディタですね^^